史上最年少の賞金王・ゴルフの石川 遼選手(18)にFNNが単独インタビューをし、石川選手の夢、そして素顔に迫りました。今シーズンのベストショットについて、石川選手は「コカ・コーラ東海クラシックの最終日の18番セカンドショットです」と話した。数々のスーパープレーは、日々の筋力トレーニングから生まれたものだった。石川選手は「一応、僕、中学校はずっと陸上部に所属していたので、そこまで筋力が弱いとかというふうには僕自身思っていなくて、逆にちょっと瞬発力には自信を持っているぐらいだったんですけど。(ポールの上に)片足で立ってスクワットをしたり、この上に座って腹筋をしたり、股(こ)関節の中とか、本当に背骨に近い筋肉、そこを鍛えていかないといけないという話になったんですね。今でも、ポールを使ったトレーニングはやっています」と話した。日々の努力を惜しまない石川選手は、そのプレーはもちろん、誰もが驚くのは大人顔負けの受け答え。ラウンド後のインタビューについて、石川選手は「きょうはこうでしたというのを絶対話すことになるというのは、自分でももうわかっているので、そういった意味で、いいところと悪いところをインタビューで答えなきゃいけないというふうには、思うようになってきたので。記者会見をやったり、インタビューに答えたりすることによって、自分が頭で思う前に、言葉に出ちゃっていることがあるんですね。だから、自分が言ったあとに、『今、おれが言った通りだな』って思ったり。今、言った通り、ここを反省して練習しなきゃいけないんだというふうに思ったりします」と話した。18歳の石川選手がここまで大きく見える理由、それは、小さいころに思い描いた夢に向かって走り続ける姿勢だった。石川選手は「小学校6年生の卒業文集には、(20歳でマスターズ優勝)そう書きましたけど、20歳で勝つためには、初出場で勝てるというのは、ほとんど可能性はないと思ったので、あの時の僕は現実的じゃなかったですよね。非現実的な夢を描いてましたね」と話した。そして、現実になる可能性について聞かれ、「たぶん、日本人が1億2,000万人いらっしゃいますけど、1人も石川 遼が20歳で勝てるなんて思ってないと思います。ただ、一番信じているのは僕かもしれないですね。その夢を僕自身が書きましたから。やっぱり、自分自身を否定もしたくないし、まだ20歳までには2年間ありますし。ものすご...