戦国武将・織田信長の17代目の末裔(まつえい)、フィギュアスケートの織田信成選手(23)が、交際中の一般女性と結婚することがわかった。お相手の女性は、中学時代の同級生で、高校卒業後に再会してから交際が始まったという。2007年に原付バイクの酒気帯び運転で、公式試合の出場停止処分を受けた時など、織田選手がつらい時期を陰で支えていたという。織田選手は復帰インタビューで、「家族の...ぼく結構、今まで自己中心的な人物だったので、その家族の支えとかというのをすごい一番感じました」と話していた。出場停止から復帰する際のインタビューで、織田選手は家族の大切さについて語った。まもなく、新たな家庭を持つことになる。織田選手は、信長の子孫として注目を浴び、2005年の世界ジュニア選手権で優勝、2008年の全日本選手権で優勝を果たすなど、トップスケーターとして活躍している。コミカルな演技で、さまざまなキャラクターを演じ、評価を受けてきた。しかし、初めて臨んだオリンピックの舞台では、スケート靴のひもが切れるアクシデントに遭った。高橋大輔選手とともに、大学に凱旋(がいせん)した時には、「僕も大学にメダルを持って帰りたいと思っているので、また来シーズンから頑張りたいと思っています」と話していた。織田選手は2008年春から大学を休学していたが、2010年春から復学している。学生結婚となることに、同じ大学の学生は「そういうの、ちょっとうらやましいなと思ったりしている。できれば僕もそういうふうになりたいですね」、「スケートも頑張って、家庭と両立させてください。応援してます」「その調子で、スケートも頑張ってくれたらいいな」などと話した。アスリートの先輩夫婦、皆川 賢太郎選手・上村愛子選手は結婚報道を知らなかったようで、皆川選手は「閉会式の時、織田君、結構しっかりした人だったので、僕らよりしっかりしてそうな感じがしますけどね」と語った。一部スポーツ紙で、織田選手の母・憲子さんは、「今はショーなどで忙しいので、落ち着いたら」と話していて、近日中にも結婚が発表されるとしている。