2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会での歴史的1勝から一夜明け、サッカーの日本代表は、早速練習を再開した。決勝トーナメント進出へ、大一番となるオランダ戦へ向け、気持ちを新たにした。ベースキャンプ地のあるジョージに戻ってきた日本代表。カメルーン戦で先発から外れた選手たちが、およそ1時間半の練習で汗を流した。初戦では出番のなかった中村俊輔選手(31)は、時折笑顔を見せるなど、リラックスした表情で調整を行った。ランニングや連携からのシュート練習など、軽めのメニューとなった。勝利の余韻に浸ることなく、3日後に迫る運命の一戦へ向け、士気を高める日本代表。最高のコンディションで強豪・オランダ戦へ臨める様子。岡崎慎司選手(24)は、「(オランダ戦では)自分たちから積極的にプレッシャーかけて、前でボールを取りにいきたいし、早い攻撃で相手を脅かして、ゴールを決めたいなというイメージがあります」と話した。中村憲剛選手(29)は「1戦終わっただけなので、次とその次で勝ち点取らないと、上(決勝トーナメント)には行けないので、みんなで頑張りたいと思います」と話した。