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東電、福島第1原発2号機で使用済み燃料プールを水の循環で冷やす装置の本格的な運転開始 東京電力は5月31日から、福島第1原発2号機で、使用済み燃料プールを水の循環で冷やす装置の本格的な運転を開始した。東京電力は、水を循環させることでプールを連続して冷やす装置を、2号機で31日から本格的に稼働し、1カ月程度でプールの温度を40度程度まで下げる計画。これにより、作業の妨げとなっている建屋内に充満した水蒸気の量を減らせるとみている。事故後、1号機から4号機の原子炉とプールで、循環型の冷却が行われるのは初めて。また、高濃度の汚染水が流出していた取水口付近では、6月1日にも海水をくみ上げ、「ゼオライト」と呼ばれる鉱物で、放射性物質を減らす浄化装置の試運転を始める予定。一方、東京電力は、今回の大地震による地殻変動をふまえ、第1原発と第2原発の周辺で、新たに耐震設計上で考慮する必要がある11本の断層を原子力安全・保安院に報告した。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: June 01, 2011 Date Produced: View Count: 0