大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェントとなり、去就が注目されていた松井秀喜選手(35)がロサンゼルス・エンゼルスと1年契約で合意したことを、松井選手の父・昌雄さんが明らかにした。移籍か残留か、揺れていた松井秀喜選手の去就が決定した。ニューヨーク・タイムズによると、エンゼルスと1年契約で650万ドル、およそ5億8,500万円の条件で合意に達したと報じた。松井選手の父・昌雄さんのもとにも関係者から連絡が入り、契約に合意したという。7年間在籍したヤンキースとは、ついに決別するが、新天地エンゼルスで、再びワールドチャンピオンを目指す。ニューヨーク市民からは「マツイが移籍するなんて、すごく寂しいよ! 2010年はヤンキースファンじゃなくなるかも」といった声が聞かれた。ロサンゼルスでは「素晴らしいニュースだよ! 彼は世界一の選手だからね。試合を見に行くよ」と話した。東京では「日本人(選手)もいたし、いいんじゃないですか。頑張ってほしいです」と話した。エンゼルスは、1997年から4年間、長谷川 滋利投手(41)が所属し、日本のファンにもなじみのある球団。エンゼルスは、ここ6年間で5度の地区優勝を果たすなど、急速に力をつけてきた。来シーズンの本拠地開幕戦では、ヤンキースとぶつかる。松井選手が古巣相手にどんな活躍を見せるか注目される。