ふとどきものの私を、暖かく迎えてくれた教会の方々へ感謝の気持ちで作ってみました。私には信仰心が全くありません(理由はいいたくありません)だけど、ゴスペルを歌いたくて、たどりついた教会で少しだけ気付いたことがあります。いかに信仰心のない私でも、牧師様の言葉に感動したり感心したりしていました。ゴスペルの練習の合間に必ず牧師様の話があり、その日も自分なりに感動したつもりでした。　ふと、隣の方が気になりました。横目で見るとそのひとつひとつの言葉に大粒の涙で答えていたのです。私は自分が急に恥かしくなりました。「あー、自分はなんて薄っぺらなんだ、いったいいつからこんなに冷めてしまったのか…」　だけど、いまさら自分の生い立ちを否定したくありません。色々あって宗教とか信仰とかが嫌いなのです。ただ、そんな私を無条件で仲間にしてくれたゴスペルのメンバーに、せめて歌を歌う時は、精一杯自分なりに神様について考えながら歌ってみようとその日からつくづく考えだしたのです。自分のために歌うから、みんなのために歌うに変えようと決意しました。オリジナル曲　ぼくが神様なんて　へっぽこ