東京電力は14日以降、電力を地域で区切って順番に一定時間停電にする、いわゆる計画停電の時間とグループ分けをウェブサイト上で発表した。具体的には、東京電力のエリア1都8県を5つのグループに分け、14日午前6時20分以降、午後10時まで、およそ3時間ずつ電気の供給が止まることになる。13日午後に東京電力のウェブサイトに停電する時間や区域のグループ分けの情報が公開されたが、午後10時半現在、アクセスが殺到して、つながりにくい状態が続いている。また、新たに節電啓発の担当大臣に蓮舫行政刷新担当相が任命された。蓮舫節電啓発担当相は「国民の皆さま方に大変なご不便を強いることになりますが、節電に対するご協力の呼びかけを行っていきたいと考えております」と述べた。蓮舫節電啓発担当相は、「使っていないコンセントを抜いたり、電気機器の使用を最小限にするなど、1人ひとりに節電を協力をお願いしたい」と述べるとともに、夜間のネオンの自粛や店舗の営業時間の短縮に協力を呼びかけた。