ソニーの「プレイステーション 3」などのネットワーク配信サービスで、7,700万件の個人情報流出のおそれが出ている問題で、ソニーが1日午後、会見を開き、流出した可能性のあるクレジットカード情報が、最大1,000万件にのぼることを明らかにした。ソニーは、平井一夫副社長らが会見し、「深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と陳謝したうえで、流出した可能性のあるクレジットカードの情報が、全世界で最大1,000万件にのぼることを明らかにした。不正使用について、現時点で報告はないものの、可能性は否定できないという。また、今回のネットワークへの不正侵入について、すでにFBI(アメリカ連邦捜査局)に捜査を依頼しているとしたうえで、サービスの再開後、すべての利用者にパスワードの変更を要請するとしている。一方、問題発覚から発表までに1週間かかったことについては、「なるべく精度の高い情報を提供するため、調査と解析に時間がかかった」としている。