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抜群のスタイルで本格派の走り フィアット500 1.2
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抜群のスタイルで本格派の走り フィアット500 1.2
3代目フィアット500は08年に日本デビュー。当初は最安値モデル(1.2ラウンジ)でも225万円と割高感があったが、今年2月7日、ベーシック仕様車の「1.2ポップ」が発売され、価格は195万円と明らかにトゥインゴを意識した設定になった。ベーシック仕様といっても、ホイール径が小さいのとガラスルーフがないことを除けば、装備は上級グレードとあまり変わらない。ほかに1.4Lのモデル(240万円~)もある。 スタイルの愛らしさはトゥインゴと優劣つけがたい。特に内装の色使いは秀逸で、ボディカラー(7色)とフロントパネルの色が統一され、シートなどインテリア類のカラーコーディネートも見事というしかない。 室内は当然ながら広くはなく、リアシートもトゥインゴのような多彩なアレンジはできない。実用性と居住性ではトゥインゴに軍配が上がりそうだ。 一方、エンジンはトゥインゴより静かで、パワーの割に非力さを感じる場面が少ない。高速での直進安定性は、短いホイールベース(2300ミリ)を考えると特筆すべき仕上がりで、走りは全体的にどっしりと落ち着いている。その安定感はよく言えば堅実、悪く言えば平凡で、ポップなスタイルとのギャップが面白い。 ミッションはクラッチ無しのATモード付き5速シーケンシャル(デュアロジック)だが、やはりATモードではぎくしゃくする場面があった。2速から3速に上がるのが微妙に遅く、ちょっとした加速で5速からすぐ2速に落ちたりする。個人の運転のクセや慣れの問題も大きいが、MTの方がスムーズなようだ。 シフトノブは中央のエアコンパネルのすぐ下にあって、すぐに手が届くのが使いやすい。ノブを左右に振るとAT/MTの切り替え、前後に振るとシフトアップ/ダウンで、小気味よく操作できた。インパネにある「シティモード」ボタンを押すと電動パワーステアリングのアシスト量が増え、ハンドルが急に軽くなる。指1本でも操作できそうな軽さだ。「車庫入れの時に便利」との売り込みだが、もともとハンドルは軽いクルマなので特に必要な機能ではなさそうだ。 自動車市場はダウンサイズがブームで、日本でも軽自動車やトヨタiQが注目を集める。しかし、フィアット500やルノー・トゥインゴほど、小ささと楽しさの両立を追求したクルマはほかにない。(アサヒ・コム編集部 藤坂樹理)
Video Length: 88
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 02, 2007
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