FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会まで、あと26日。サッカー日本代表の本田圭佑選手(23)がロシアから帰国し、「本田節」がさく裂した。本田選手は「自分の特徴は攻撃であるということは、自分自身が自覚しているので。それを出すために、僕は試合に出ているとは思っていますんで、できれば守備はしたくないですね」と話した。慎重に言葉を選びつつも、会見では、いつもと変わらない「本田節」がさく裂し、大舞台への強い思いを語った。本田選手は「(ワールドカップでは)自分らしさをしっかり出さないと、結果は出ないと思っていますので。どのチームも、日本より格上ですけど、出る以上は勝たないといけないと思っていますし、もちろん勝つチャンスは必ずあると思っていますので。要は、いかに自分らしさを出せるかだというふうに」と話した。岡田監督が掲げた目標は、ベスト4。しかし本田選手は、さらに上を目指していた。本田選手は「実現できるかでないかは、正直わからないです。ただ、実現しようとするか、しないかが大事なんじゃないかなというふうに思います。僕自身は、ベスト4ではなく、優勝を目指してもいいんじゃないかというふうに、個人的には思っています」と話した。