松下電器産業は５月１日、脂肪の厚さや体の重心位置を測定できる体重計３機種を発売する。東京都内であった発表会には、イメージキャラクターを務めるビーチバレーの浅尾美和選手も登場、水着姿でＰＲした。（０８年３月１３日、アサヒ・コム編集部）新製品の「体組成バランス計」は、赤外線センサーを使って皮下脂肪の厚みをミリ単位で測ることができる。また、重さを量る四つのセンサーにより体の重心位置が測定でき、それによって生活習慣のチェックができるという。　例えば、猫背の人は重心が後ろになりやすく、デスクワークが多い人は、重心が後ろになりがちだという。　測定は、操作部を持って体重計に乗ると、２５秒で筋肉レベル、基礎代謝、内臓脂肪レベル、皮下脂肪率、体脂肪率などが測定できる。結果は画面にレーダーチャートで表示される。操作部を本体から取り外し、二の腕、おなか、太ももに当ててボタンを押すと、皮下脂肪の厚さが表示される。　測定結果をウェブサイトに入力し、健康管理に役立てるサービスも５月に開始予定だ。店頭想定価格は１万円～２万円前後。　浅尾さんは「その日の体脂肪率や筋肉量によって、ビーチバレーのパフォーマンスが変わってくる。良い状態で維持するのは難しいが、これで毎日チェックできる」と製品をＰＲ。ビーチバレーについては、「３月下旬から始まるワールドツアーの前半で頑張ってポイントを挙げたい。世界ランクを上げて、少しでも北京五輪に近づきたい」と話した。