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福島第1原発事故　東電、震災の翌朝に燃料の大部分が圧力容器の底に溶け落ちていたと推定 東京電力は福島第1原発1号機について、大震災発生の翌朝には、すでに原子炉の燃料の大部分が圧力容器の底に溶け落ちていたとする推定を発表した。15日、東京電力は会見で「1号機に関しましては、津波到達後、比較的早い段階において、燃料ペレットが溶融し、圧力容器底部に落下した」と話した。東京電力は、大震災発生のおよそ4時間50分後に燃料の損傷が始まり、16時間後となる3月12日朝には、大部分の燃料が圧力容器の底に溶け落ちていたとする推定を発表した。ただ、東京電力は、「圧力容器の損傷は限定的である」としたうえ、原子炉の温度が100〜120度と比較的低い状態であるため、今後、大規模な放射性物質の放出につながることはないとしている。また、2号機や3号機でも燃料が溶け落ちている可能性があるとして、解析を進めている。一方、4号機の建屋が大破したことについては、3号機で発生した水素が、4号機の排気管を逆流して入り、水素爆発を起こした可能性があるとの見方を示した。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: May 16, 2011 Date Produced: View Count: 0