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東日本大震災 岩手・久慈市の被災水族館が営業再開に向けて動き出しました。
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東日本大震災 岩手・久慈市の被災水族館が営業再開に向けて動き出しました。
津波の被害を受けて営業停止中だった岩手・久慈市の水族館が、再開に向けて動き出しました。そこには再開を待ち望む、たくさんの人々の熱い思いがありました。ダイバーと一緒にゆったりと泳ぐアオウミガメの「カメ吉」は、津波によって住む場所を失った「被災カメ」。岩手県北部の久慈市は、3月11日の東日本大震災で発生した津波によって、がれきの山となった。久慈市の水族館「もぐらんぴあ」運営会社の社長・宇部 修さんは「もうだめだろうと、すべてがだめだろうって思いましたね」と語った。カメ吉が暮らしていたこの水族館も、津波によって全壊した。宇部さんは「機械類はもう、全部だめになりました」と語った。「もぐらんぴあ」は、日本初の地下水族館として1994年にオープンし、年間およそ6万人が訪れる人気スポットだった。津波の影響による停電で水を浄化するための設備が停止し、およそ3,000匹いた生き物のほとんどを失った。しかし、カメ吉が奇跡的に救出され、青森・八戸市の水族館「八戸市水産科学館マリエント」に預けられた。宇部さんは「カメ吉君が、ちょうどわれわれが入ってきた光に反応したんでしょうか。顔を出して、(われわれを)見るような感じだったんですよね」と語った。カメ吉は、当初は餌も食べられないほど衰弱していたが、今ではすっかり元気を取り戻した。八戸市水産科学館マリエントの職員は「カメ吉が元気に泳いで餌を食べている姿を、ぜひ子どもたちに見ていただいて、少しでもマリエントに来て元気になっていただければと思います」と語った。一方、壊滅状態のもぐらんぴあには、全国のファンから再開を願うたくさんのメッセージが届いた。久慈市の担当者は「かなりの数で、あるいは市役所の方にもそういった形で応援のメッセージが入ってきている。やっていかなければならないな、頑張らなきゃならないなという勇気をいただいた」と語った。ファンと社長の熱意を受け、久慈市は、水族館再開の支援を決めた。再スタートの場は、久慈駅前の空き店舗。8月ごろに「まちなか水族館」としてのオープンを目指している。久慈市で水族館が再開されるその時を、街の人々もカメ吉も首を長くして待っている。
Video Length: 0
Date Found: May 30, 2011
Date Produced:
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