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イタリアで原子力発電再開の是非を問う国民投票　反対票が賛成票を上回るのは確実か イタリアで、原子力発電再開の是非を問う国民投票が12日に始まった。イタリアは、旧ソビエトのチェルノブイリ原発事故を受け、1987年の国民投票の結果、すべての原発を廃止したため、現在は先進国で唯一、原発を持っていない。しかし、ベルルスコーニ政権は、石油エネルギー価格の高騰などから、新たに10基の原子炉を造る計画を3年前に打ち出した。今回の国民投票は、この計画の是非を問うものだが、反原発世論が高まり、反対票が賛成票を上回るのは確実とみられている。環境学者のステファノ・チャファーノ氏は「原発がコストが高く、環境に悪影響で、危険なものとイタリア人は気づいた。政府は3年間も原発は安全だと、われわれを洗脳してきた」と話した。ただ、国民投票の成立には50%を超える投票率が必要となる。投票は日本時間13日夜に締め切られ、即日開票される。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: June 13, 2011 Date Produced: View Count: 0