9日午後、大分・別府市の大分自動車道で、県立森高校野球部のバスが追突事故を起こし、野球部の監督が死亡した事故で、校長が9日夜、会見を行った。大分県立森高校の山崎校長は「(バスを)運転されていた保護者の方は、昨年度から本校のマイクロバスの運転に携わっていただいております。(大会参加については)一両日中に結論を出し、高野連にお伺いを立てたいと思います」と話した。この事故は9日午後2時前、別府市南畑の大分自動車道で、森高校の野球部員らが乗ったマイクロバスが、大型トラックに追突したもの。この事故で、マイクロバスの助手席に乗っていた野球部監督の重光孝政(よしのぶ)さん(44)が死亡し、副部長や部員など23人が重軽傷を負った。野球部員は「すごい衝撃があって、みんな慌てて『出ろ!』って言って、(外に)出ました」と話した。警察は、バスを運転していた部員の保護者の江藤久人容疑者(49)を、自動車運転過失傷害で現行犯逮捕した。江藤容疑者は、2010年から野球部の車の運転をしていたという。9日は甲子園県大会の開会式があり、部員たちはバスで高校に帰る途中だった。