2009年に活躍した日本スポーツ界の選手・チームから選ばれる「日本スポーツ賞」の表彰式が行われた。21日に行われた日本スポーツ賞の授賞式で、侍ジャパンを抑え、見事に大賞に選ばれたのは、体操の内村航平選手(21)だった。2009年の世界選手権・個人総合で、内村選手は持ち前の美しい演技で会場を魅了し、日本人史上最年少、20歳の王者に輝いた。今回、この快挙が高く評価された。そうそうたる選手を抑えての受賞に、内村選手は「何で(大賞が)僕なんだろうっていうのが、まず一番、思ったことです」、「ことしもいろんな大会があるんですけど、1つ1つしっかりミスなく美しくやっていきたいと思います」と話した。また奨励賞には、石川 遼選手(18)が選ばれた。アメリカツアーを2週間後に控え、まだまだ大忙しで、石川選手は「(タイトな)状況の方が、あしたも朝早いから、きょうは早く寝ようとか、逆に生活のリズムが安定してくるので、このオフはかなり充実しているんじゃないかなと思います」と話した。石川選手は表彰式のあと、イメージキャラクターを務める紳士服メーカーの新商品発表会に臨んだ。自らそのスーツに身を包み、石川選手は「体にフィットして、ものすごく生地がやわらかくて伸びる生地なので、スイングをしたくなる」と話した。ゴルフウエアとはまた別の魅力、りりしいスーツ姿を披露した。