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新日本製鉄と住友金属工業、2012年10月をめどに経営統合する方向で合意 鉄鋼最大手の「新日本製鉄」と3位の「住友金属工業」が、2012年10月をめどに、経営統合する方向で合意したと発表した。実現すれば、粗鋼生産量で世界2位の鉄鋼メーカーが誕生することになる。統合比率や経営体制については、2012年4月までに決定する予定で、合併が実現すれば、粗鋼生産量で世界第2位に浮上する。両社はすでに、株の持ち合いや、一部の事業での統合を進めていたが、新興国を中心に、世界的な鉄鋼の需要が拡大していることなどから、合併によって国際競争力を強化し、世界的な勝ち残りを目指す。新日本製鉄・宗岡正二社長は「経営資源を結集し、グローバル戦略をさらに加速化させるとともに、あらゆる面で世界最高の競争力を実現してまいります」と述べた。また、両社が統合すれば、国内の粗鋼生産のシェアは40%強にのぼることから、今後は公正取引委員会の判断も焦点になるとみられる。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: February 03, 2011 Date Produced: View Count: 0