消費者庁は、「こんにゃく入りゼリー」による窒息事故を防ぐため、安全基準となる指標をまとめた。その中で、一番の特徴とも言うべき弾力性について、かみ切りやすい硬さにするよう求めている。弾力があって、形が崩れにくい、こんにゃく入りゼリーの独特のかみごたえがなくなってしまうかもしれない。街の子どもは「好き。(どんなところが?)硬いところ」と話した。街の人からは、「よくかんで食べるようには声はかけているんですけど」、「詰まりそうだなとは思いますけど。なので、ちょっと食べさせない」との声が聞かれた。また、大きさについては、直径1cm以下の大きさにするか、逆に一口では飲み込めないほどの大きさにするよう、メーカー側に改善を呼びかけた。マンナンライフの永井 孝社長は「資料を持ち帰って検討するということに尽きるんだと思いますね。今のところ、具体的にこう対策をとるということは、今の段階ではちょっと難しいですね」と話した。指標に法的強制力はなく、メーカー側の対応も、はっきりしていない。消費者庁の末松義規副大臣は「非協力的な事業者に対しましては、何ら改善がなされていないという話になった場合はですね、消費者安全法第15条に基づいて、ま、社名を挙げて注意喚起をしていくと」と述べた。