ゴルフの石川 遼選手(19)が2日、避難所を訪問。ゴルフ界のスーパースターが、絵本を読んだり、ゲームをしたりと、子どもたちと触れ合い、激励した。石川選手は「何か少しでも力になれれば。おじゃまします」と話した。石川選手が、埼玉・三郷市の避難所を訪れた。この避難所には、福島第1原発の影響で避難してきた広野町の住人など、およそ200人が生活している。石川選手は「苦しい中を頑張っていらっしゃる方がほとんどだと思いますが、ほんの少しでも力になれればいいなと思い、きょう、お邪魔させていただきました」と話した。石川選手は、今シーズンの賞金などを、東日本大震災の被災地へ義援金として送ることを決めている。これが、「アスリート石川 遼」としての1つの答え。そして、義援金だけではなく、1人の日本人として、やっておきたいことがあった。石川選手は「日本にずっといる間に、なるべくたくさんのことを、1人の日本人として理解をして、把握しておく必要があると思います」と話していた。震災の現実を知り、苦しんでいる人を励ましたいと、石川選手は、子どもたちにイソップ童話の絵本を読んで聞かせた。石川選手は「ウサギとカメ。ずっと頑張っていれば、少しずつ頑張っていれば、絶対にどんなことでも勝てると思います。そういうお話です」と話した。さらに、一緒にゴルフゲームや将棋をするなど、子どもたちの目線に立って、被災者と触れ合った。石川選手は「自分のイメージしていた部分と、違う部分がたくさんあって。すごく元気をもらえました」と話した。