日本がワールドカップで史上初めてのベスト8を狙う、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会、パラグアイ戦は29日夜にキックオフする。日本サッカー界にとって、歴史的な試合となる。日本は、南アフリカ・プレトリアの試合会場で公式練習を行った。冒頭のみの公開だったが、本田圭佑選手(24)をはじめ、どの選手も緊張感みなぎる表情で、ほとんど笑顔は見られなかった。ダッシュやパス交換のチェックをし、非公開部分では紅白戦を行い最後の仕上げを行った。史上初めてのベスト8へ準備は整った。本田選手は「きっちり、こっちも負けずに走ってね、いいところを出して、あしたは何がなんでもね、勝ちにいきたいです」と話した。大久保 嘉人選手(28)は「今、自分の調子も本当にいいので、どんどんつっかけて、勝負していきたいなと思ってますけどね。(1点を期待しています)はい、頑張ります」と話した。岡田武史監督(53)は「わたしも好きなサッカー、理想のサッカーあります。しかしわたしは今、日本代表監督として、勝つことを考えてます。そういう中で、われわれがどう戦うかっていうのは、これは秘密です」と話した。