全国からフェラーリ・ファンが集まる年に１度の祭典「フェラーリ・フェスティバル」が２９、３０日、静岡県の富士スピードウェイで開かれた。主催のフェラーリ・ジャパンは、市販車最速の「５９９ＧＴＯ」などを国内初披露。模擬レースや公道試乗会などで会場は終日にぎわった。　５９９ＧＴＯは６ＬのＶ１２エンジンをＦＲにレイアウトし、６７０馬力を発生するフェラーリの新しい旗艦。レース専用モデル５９９ＸＸをベースに、「さまざまな要素をリエンジニアリングし、徹底的な軽量化に成功した」（伊フェラーリ本社プロダクトマネジャーのアンドレア・バッシ氏）という。最高時速は３３５キロ以上、時速１００キロまでの加速は３．３５秒と公表されている。世界で限定５９９台を販売、日本への割り当ては５０台前後とみられる。価格は４２７２万円（消費税込み）。（アサヒ・コム編集部）　【フェラーリ５９９ＧＴＯ】全長×全幅×全高：4,710×1,962×1,326mm、ホイールベース：2,750mm、乾燥重量：1,495kg、車両総重量：1,605kg、エンジン：65 度Ｖ型12気筒、総排気量：5,999cc、最高出力：670HP(493kW)/8,250回転、最大トルク：620Nm/6,500回転、最高速度：335km/h以上、0-100km/h加速：3.35秒、燃費：17.5L/100km(ECE+EUDC複合サイクル）、価格：4,272万円（消費税込み・諸費用別）