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長崎の沈没漁船、５カ月ぶり引き揚げ　船内から１遺体 　長崎県五島列島沖で今年１月に沈没し、乗組員１０人全員が行方不明になった底引き網漁船第２山田丸が１３日、五島市岐宿沖で引き揚げられた。約５カ月ぶりに姿を現した船体はほぼ原形をとどめ、船内からは新たに７人目の遺体が見つかった。 　作業は午前９時ごろから始まり、船を保有する山田水産（長崎市）が依頼したサルベージ会社のクレーン船が、沈没場所から水深２５メートルの浅瀬に移してあった船体をゆっくり海面につり上げた。漁網がからみついていたが、船体に大きな損傷はなかった。 　長崎海上保安部によると、排水作業中に船内居住区から１遺体が見つかった。９日からの引き揚げ準備で、股張（またはり）保船長ら６遺体を既に収容しており、残る行方不明者は３人となった。山田丸は排水後、１４日に台船に載せられ、長崎市の福田崎沖に移動。１６日にも海保が船内を捜索する。 Channel: Asahi Category: News Video Length: 46 Date Found: July 27, 2010 Date Produced: October 06, 2014 View Count: 0