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「カクテル」極めるフレアバーテンダーの世界
全国のバーテンダーが集い、カクテル作りを競う「全国ジュニアバーテンダー・カクテルコンペティション」「フレアテンディングバーテンダー・コンペティション」(日本バーテンダー協会主催)がこのほど東京都江東区で開かれた。全国ジュニアでは、東京の木戸孝治さんが、フレアーの大会は岡山の下村真一さんがそれぞれ優勝した。(アサヒ・コム編集部) 「フレアテンディング・バーテンダー・コンペティション」は、お酒のボトルや、「ティン」と呼ばれるシェーカーを投げ上げたり、スピンさせたりしてキャッチするパフォーマンスをしながら、カクテルを作っていく「フレアテンディング」を競う大会。トム・クルーズ主演の映画「カクテル」で日本でも有名になったスタイルだ。 競技は5分間に3杯分を作る。一連のアクロバティックな動作はもちろん、作る過程を一切見ない別室の審査員によって、味も審査される。 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャッック・スパロー船長に扮した、岡山支部の下村真一さんのカクテルはその名も「キャプテン オブ ザ シップ」。映画の勇壮なテーマ曲をバックに、映画のアクションを思わせる技をテンポよく繰り出し、客席をわかせた。フォーボトルと呼ばれる、4本のボトルを宙に投げて操る難度の高い技も決め、優勝した。下村さんは来年ドイツ・ベルリンで開かれる世界大会に出場する。13回目を迎える全国ジュニア大会は、各地の支部予選を勝ち抜いた、大会史上最多の114人が出場。次世代のバー文化を担う、28歳以下の若手バーテンダーが集合した。 競技は壇上に6人の選手が並び、シェーカーを振る。制限時間の6分以内に、自らが考えた創作カクテルを5杯分、いっぺんに作る。今回のテーマは「オールデイ」。食事に関係なく、いつでも楽しめるカクテルだけに自由度が高く、難しいテーマでもあるという。 実際の味はもちろんのこと、作品のネーミング、バーテンダーとしての所作振る舞いや、時間内に作れるか、分量が足りなくならないか、などが採点される。 接戦を制し、グランプリに輝いたのは、選手宣誓もつとめた新宿支部の木戸孝治さん。ブラジルの蒸留酒、ピンガをベースに使った「CARNAVAL(カルナヴァウ)」で、ベストテイスト賞を得るとともに、グランプリに輝いた。◇フレアテンディング大会 優勝・下村真一(岡山支部)、準優勝・大庭賢一(久留米支部) 3位・宮崎...
Video Length: 64
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: August 11, 2007
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