大分・別府市の大分自動車道で9日午後、高校野球県大会の開会式を終えて帰る途中だった野球部のバスが、大型トラックに追突した。この事故で、野球部の監督が死亡、少なくとも野球部員など数人がけがをして病院に運ばれた。9日午後2時前、別府市の大分自動車で、大分県立森高校の野球部員が乗ったマイクロバスが、大型トラックに追突した。バスに乗っていた野球部員は「すごい衝撃があって、そのままみんな慌てて『出ろ』って言われて、出てました」と話した。追突されたトラックの運転手は「後ろから押されたような感じがあったもんで、後ろ見たら、バスが当たっとったんですよ」と話した。この事故で、バスの助手席に乗っていたとみられる重光孝政(よしのぶ)監督が死亡、野球部員など少なくとも4人がけがをして、病院に運ばれたもよう。運転していたのは部員の保護者・江藤久人容疑者(49)で、警察は自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕した。9日は高校野球大分県大会の開会式が行われ、部員たちはバスで高校に帰る途中だったという。