23日夕方、巨人の主力選手がJR水道橋駅周辺で募金活動を行い、そろって支援を訴えた。被災した仙台市をホームとする楽天イーグルスは、神戸市で募金を呼びかけた。田中将大投手(22)は「阪神・淡路大震災で被災された方もきょう募金してくださって、『今度は仙台とか東北、東日本に頑張ってほしい』と声をかけていただいて、本当に僕らも野球で頑張っていかなきゃだめだなと」と語った。岩隈久志投手(29)は「東北・東日本全体に僕らのプレーで勇気を与えられるようなプレーを、全力でできればいいと思っています」と語った。震災支援に動き出したスポーツ選手たち。格闘家の秋山成勲選手(35)や柔道家の鈴木桂治選手(30)らも新宿駅前に立った。秋山選手は「自分たちでできることは何かと考え、それで募金活動をしようと思って今回計画した」と語った。鈴木選手は「鈴木桂治っていう名前で少しでもお金が集まったりするのであれば、それはすごく協力したいと思いますし、僕の力で何かできるのであれば、何でも言っていただければ、やっていきたいと思います。頑張ってくださいとか言えないですけど、何でも協力します」と語った。そして23日、サッカー日本代表選手が続々と帰国した。川島永嗣選手(28)は「被災地の皆さんも含めて、日本の国民の皆さんに、心に残るような試合ができるよう、29日にやりたいと思う」と語った。岡崎慎司選手(24)は「みんなが1つになるためのきっかけになるようなプレーを、試合でできればいいかなと思っています」と語った。29日に行われる東日本大震災チャリティーマッチに、Jリーグ選抜として戦う三浦知良選手(44)は22日、「本当にサッカーをプレーして伝わるのかっていうのが正直あるんですけど、全力で今できることをプレーして、何かを届けられたらいいなと思っています」と語った。