大相撲で外国人力士8人目、エストニア出身力士では、初の大関が誕生する。把瑠都は「一生懸命、自分の中でもいい相撲を取ったんじゃないのかなの気持ちでいっぱい」と話した。大阪市北区で尾上部屋の祝賀会が開かれ、把瑠都が笑顔で祝賀会に出席し、15日間の激闘を終えてほっとしたのか、ビールを一気飲みしていた。インタビューもリラックスムードで、把瑠都は「(『角界のディカプリオ』と呼ばれているのは知っている?)あ、それ、うそうそ。いや、把瑠都っていうんです」、「もしかしたら、ディカプリオよりかっこいいんじゃないですかね」と笑顔で話した。角界のディカプリオは奥様も美しく、この日は初めて着物で登場した。エレナ夫人は、「終わってうれしいです」、「(把瑠都関に会ったら最初になんと?)まだ、考えていないです。秘密です」と話した。把瑠都は14勝1敗と堂々の成績で、さらに目安となる3場所で33勝を上回る35勝をマークし、大関昇進を決定づけた。把瑠都は「(伝達式は)何回かテレビで見たことあります。楽しみに待っています」と話した。