卓球の福原 愛選手(21)が、新年を第2の故郷・中国で迎えました。福原選手は、来週から始まる全日本選手権で悲願のシングルス初優勝を狙います。中国で迎える2010年、福原選手は、手作りおせちの盛りつけをお手伝い。新年を迎える準備は万端、年越しそばを食べながらカウントダウン。新年を迎え、盛り上がる中国の人々。しかし、にぎわう街とは逆に、福原選手にとっては、12日から始まる全日本選手権へ向け、大事な時期。福原選手は「全日本が終わったら、1年終わりという感じだったんですけれど。ここ数年は毎年プロツアーもあるし、途切れることなく試合があるので、1年がここまでっていうのがわからないです」と話した。福原選手に、最も印象深かった新年のあいさつでの出来事を聞くと、「浜口京子さんに、お正月に電話したんですよ。そうしたら、お父さま(アニマル浜口さん)まで代わってくださって。正月早々、『気合だー!』って。ありがたかったです」と話した。2010年は、ウインタースポーツの祭典、冬季オリンピックが開催されるが、福原選手は「(開催地は?)トリノ! 違う...、言わないで、言わないで。カタカナの長いやつ。スパゲティの名前みたいな感じのやつですよね。ソルトレーク! 違う違う違う...。バーミンガム? バンコク? 寒い国ですよね...、バンクーバー!」と話した。そんな福原選手の注目は、フィギュアスケート。福原選手は「(浅田)真央ちゃんとか、安藤美姫さんとかの演技とかを見せてもらって、本当にテレビを通してでも感動したり。自分も頑張ろうって思ったりするので、ぜひ頑張ってもらいたいです」と話した。その前に、福原選手には全日本選手権が待っている。2009年の大会では、日本のエースとして優勝を期待されながらも、惜しくも準決勝で敗退。福原選手は「毎年、全日本を取っていないことによって、すごくプレッシャーがあるので、全日本を1回取ってしまえば、だいぶ楽になるので、頑張りたいです」と話した。来週に迫った全日本、今回こそ女王の座をつかみにいく。