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被災地・宮城の運動会に内戦からの復興を担うスーダンの子どもたちが参加しました。
被災地・宮城の運動会に内戦からの復興を担うスーダンの子どもたちが参加しました。
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被災地・宮城の運動会に内戦からの復興を担うスーダンの子どもたちが参加しました。
東日本大震災で津波の被害を受けた宮城・名取市で、ようやく開かれた小学生らの運動会。そこには、今週末に南部地域が独立するスーダンの子どもたちが、一緒に汗を流す姿が見られました。津波被害、そして内戦からの復興を担う子どもたちの交流に密着しました。復興のシンボルとなっている宮城・仙台空港に、内戦を逃れて避難した南部と北部出身のスーダンの子どもたち22人が降り立った。子どもたちを招いたのは、NPO(民間非営利団体)法人「ロシナンテス」理事長・川原尚行さん(45)。川原さんは「わたし自身も、スーダンの悲惨なところを見てますし、そこと今回の津波の災害というのは、わたしの中でオーバーラップしていたので。(子どもたちが)どんな感想を持つか、いろいろ聞いてみたいと思います」と話した。一行が最初に向かった先は、名取市閖上(ゆりあげ)の街が見渡せる日和山(ひよりやま)公園で、眼下には、津波にすべてをのみ込まれた「何もない世界」が広がっていた。スーダンから来たアリアさん(12)は「ここで亡くなった方たちは、大変だったでしょう。スーダンよりもひどいと感じます」と話した。しかし、依然としてスーダンの現実は厳しい。22年続き、200万人以上が死亡したとされる南北の内戦。7月9日に、ようやく南部独立を果たすが、いまだ多くの危険や困難をはらんでいる。名取市の箱塚桜仮設住宅を訪れたスーダンの子どもたち。スーダンと被災した閖上の子どもたちによる運動会は、川原さんが、「復興の主役は子どもたち」という強い思いから、企画・実現した。子どもたちから、「かわちゃん」と呼ばれ、親しまれる川原さん。2005年に外務省医務官を辞め、内戦と貧困に苦しむスーダンで医療活動を開始した川原さんは、偶然、スーダンから一時帰国中に東日本大震災が発生した。川原さんは、急きょ被災地入りし、閖上地区の避難所で診療にあたった。そして毎日、子どもたちの話し相手となり、いつしか心強い友達のような存在となった。川原さんは「一番は、とにかく笑顔が出ればいいかなというところで。それが希望となって、今後、東北が大変なことになりましたけれども、(スーダンも)新しい国づくりというところのね、一番基礎のところは、やっぱりスマイルであってほしいなと思うので」と話した。運動会の前夜祭として、歓迎会が行われた。子どもたちの輪の中で笑顔を浮かべるマナル・アルシャルフさん(17)も、スーダンの...
Channel: FNN News
Category: News
Video Length: 0
Date Found: July 07, 2011
Date Produced:
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