2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会で、世界にその名を知らしめた長友佑都選手(23)が、イタリア・セリエAのチェゼーナへの移籍が確定的になり、ファンの前で心境を語った。名だたるストライカーたちの野望を、的確な判断と無尽蔵のスタミナで封印して見せた日本のサイドバック・長友選手。アフリカの大地で輝いた侍・長友選手は、イタリア・セリエAのチェゼーナへの移籍が確定的になった。日本晴れとなった10日、代表として共に世界と戦った今野泰幸選手(27)と、そろってチームに合流した。ヒーローの凱旋(がいせん)に駆けつけた1,000人を超えるサポーターの前で、胸の内を明らかにした。長友選手は、「移籍のことだったりいろいろありますが、決まり次第しっかり報告したい。また、よろしくお願いします」と話した。移籍が確定的になった長友選手。間近となった旅立ちに、涙するサポーターもいた。長友選手は、そんなサポーター全員に、感謝の思いを込めてサイン会を行った。熱い思いを胸に長友選手は、11日にもイタリアへ向かう。