2010FIFAワールドカップ、日本代表は14日、いよいよカメルーンとの初戦を迎える。大事な初戦を前に、日本代表はスタジアムで最後の練習を行った。日本代表は快晴の下、14日の試合時間にあわせ、パス練習やミニゲームを行いながら、初戦で戦うスタジアムの芝生の感触を確かめた。練習後の会見で岡田武史監督(53)らは、初戦勝利に向け、意気込みを語った。岡田監督は「初戦に向けて、非常にいい感じでコンディションを含めてチームがきた」と話した。MF・本田圭佑選手(24)は「楽しまないと意味がないと思っているので。自分にとって最高の今までやってきた中で一番いい試合にしたい」と話した。DF・田中マルクス闘莉王選手(29)が「楽しい試合をできるように...」と話すと、中澤佑二選手(32)が「ばっちりです。大丈夫、大丈夫」と闘莉王選手の肩をたたいた。FW・大久保 嘉人選手(28)は「カメルーンは身体能力でカバーしているので、こっちが先に主導権を取っていければいいなと思っています」と話した。一方、キックオフ14時間前に、慌ただしく現地入りしたカメルーン代表も、日本に続いて、スタジアムで公開練習をした。公開練習で、カメルーン代表の選手たちは時折冗談を交わすなど、リラックスした雰囲気が広がっていた。ポール・ルグエン監督(46)は「最近の日本の戦績は関係ない、タフな戦いになるだろう」と話した。日本代表のワールドカップ第1戦は、日本時間の14日午後11時にキックオフする。