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事業仕分けの徹底で財政を再建できるのか、東京大学大学院・伊藤元重教授の解説です。
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事業仕分けの徹底で財政を再建できるのか、東京大学大学院・伊藤元重教授の解説です。
税金の無駄遣いに歯止めをかけるべく行われた事業仕分け。国の膨大な借金を減らす切り札となるのか。日本の財政について、東京大学大学院・伊藤元重教授に話を聞きました。(国の予算92兆円のうち、およそ半分の44兆円が借金。これを補うためには、増税も1つの選択肢なわけですが、ただ原点に返ってみると、民主党は、そもそも無駄を省くことによって財源捻出(ねんしゅつ)できるというふうに当初、言ってたわけですし、事業仕分けなども行われているので、そういう無駄を省くということで、この44兆円、なんとかならないのかなと思うのですが?)無駄を見直すこと大事ですよね。常にやらなきゃいけないんですけど、ただ、2009年の秋に事業仕分けの第1弾、これね、わたしの大学の場合でも研究費が削られてね、悲鳴があがるくらい、ある意味で一生懸命だったんですけど、それでも2兆円しか削れなかったということですね。ですから一方で、財政の借金は新たに44兆円。やっぱりちょっともうなかなか無駄だけではね、十分な資金の捻出は難しいといわざるを得ないですよね。(確かにも焼け石に水という感じはぬぐえないわけですが、ただもう、十分税金払ってますよと、もう払えませんよという人、多いと思うんですが?)かなり税金は大変ですけどね。ただやっぱり、国際的にちょっと比較してみること、非常に大事でね。国民負担率という考え方があるんですけど、これにちょっと、注目してもらいたいなと思いますね。(国民負担率というのは、私たち国民が税金や保険料をどのくらい支払っているのかということを国民所得に対する割合で示したもの。スウェーデン、イギリス、アメリカの国民負担率を見てみると、スウェーデンは70%と非常に高く、イギリスは48%と中ぐらい、そしてアメリカは34%と、この中では低くなっています。では日本はというと、38%とこの中ではアメリカに近く、比較的低い数字となっている。では反対に、国民が負担した分、国が国民に対して社会保障などにどのくらいの金額を使っているのか、その割合を見てみると、国民負担率の高いスウェーデンは、やはり社会保障も手厚く、中くらいのイギリスは社会保障も中ぐらい、そして国民負担率が低いアメリカは、社会保障も低い数字となっている。では日本はというと、負担はアメリカと同じように低いにもかかわらず、社会保障に関してはイギリスに近い数字になっている)やっぱり北欧のスウェー...
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Date Found: October 16, 2010
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