アメリカ大リーグのミネソタ・ツインズと3年契約の年俸1,000万ドル(およそ8億4,000万円)で基本合意に達している前千葉ロッテ・西岡 剛選手(26)が、ミネソタ入りした。日本人内野手、最後のとりでとして、プライドを背負い、メジャーに挑む。ミネアポリス空港に降り立った西岡選手を待ち受けていたのは、厳しい現実だった。地元メディアから英語で、「ここに来られてうれしい?」と尋ねられ、「英語わからへん...」と戸惑い気味の西岡選手。また、記録的な大寒波に、西岡選手は「飛行機で上から見たんですけど、真っ白だったので、びっくりしました」あまりにも厳しい環境の変化。それでも西岡選手には、覚悟ができている。日本人内野手の低評価を覆すべく、26歳の若さで渡米。くしくも2010年、岩村明憲選手(31)、松井 稼頭央選手(35)が志半ばで日本球界に復帰した。内野手、最後のとりでとして、覚悟のメジャー挑戦となる。西岡選手は「みんな、日本人の内野手はしんどいんじゃないかという意見の方が多い中、メジャーで日本人の評価を上げたいという気持ちが強いですね」と話していた。西岡選手は、ツインズと3年契約の年俸1,000万ドルで基本合意に達している。早ければ、日本時間の18日にも入団会見が行われる。