世界的なファッションデザイナー、ココ・シャネル（１８８３～１９７１）の生涯を描いたフランス映画「ココ・アヴァン・シャネル」の公開を前に、主演女優のオドレイ・トトゥが来日、９月８日、都内で記者会見を行った。　映画は、フランスの田舎で生まれ孤児院で育ったココ・シャネルが、ファッション界の女王として世界で認められるまでの物語。ナイトクラブで働きながら歌手を目指していた時代や、恋人との死別など、苦難の人生を描いた。　「同じ地方出身であるので骨格やスタイルが似ているし、ふたりとも８月生まれのしし座なので、性格的にも似ているかも。あとは、自立していることが大事だと考えている点も」。オドレイは、自身とシャネルの共通点をこう語る。　ファッションに対してはシャネル本人とは違い「それほどこだわりがある方ではない」という。会見にはシャネルのドレスで登場し、「でもシャネルはもちろん好き。シンプルでありながらエレガントなところが気に入っている」と笑顔を見せた。　「ココ・アヴァン・シャネル」は、９月１８日（金）全国ロードショー。（アサヒ・コム編集部）