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イタリアで原発再開の是非を問う住民投票　反対票が賛成票を上回るのは確実な情勢 イタリアで、原子力発電再開の是非を問う国民投票が、12日に始まった。福島第1原発の事故を受けて、反原発の世論が高まる中、イタリア国民の選択が注目される。イタリアでは、チェルノブイリ原発事故を経て、1987年の国民投票の結果、すべての原発を廃止したため、現在では先進国で唯一、原発を持っていない。しかし、ベルルスコーニ政権は、石油エネルギーの高騰から、3年前、原発を再開する計画を打ち出した。今回の国民投票は、この是非を問うもの。有権者は「『反対』に投票しました。原発は怖いし、再生可能エネルギーを選択します」と述べた。反原発世論の高まりを受け、反対票が賛成票を上回るのは確実な情勢だが、国民投票は、投票率が50%を超えないと成立しない。12日夜の政府発表では40%を超え、投票率の伸びが焦点となっている。投票は、日本時間13日夜に締め切られ、即日開票される。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: June 13, 2011 Date Produced: View Count: 0