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野田財務相を菅首相の後継とする案が民主党執行部側の有力案として浮上 民主党の代表選挙に向け、党内からは、野田財務相を菅首相の後継とする案が執行部側の有力案として浮上している。そして、それを後押ししているキーマンは、仙谷官房副長官となっている。大連立を推し進めている仙谷氏は、新体制構築に向け、執行部と距離のある小沢グループや野党にも抵抗が少ない野田氏を推して流れをつくり、7月上旬の代表選実施で早期に事態収拾を図りたいとして、水面下で根回しに動いている。菅首相は9日、国会で、8月を退陣のめどとする考えを示唆したが、仙谷氏らには、退陣がずれ込めば、候補が乱立して、小沢・鳩山両グループなどの動向で代表が決まる状況になりかねないとの懸念がある。一方の自民党では、大連立話は後継決定後でも遅くないと、様子見ムードが漂っている。小池総務会長などは「大連立は絵に描いたモチ。すでに終わっているのでは」と冷ややかな見方をしており、協力体制が構築できるかは不透明な情勢となっている。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: June 09, 2011 Date Produced: View Count: 0