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米S&P、日本国債の格付け引き下げ　民主党政権は債務問題で一貫した戦略が欠如と指摘 アメリカの格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」は、日本国債の長期格付けを引き下げた。スタンダード・アンド・プアーズは、大規模な財政再建策が実施されないかぎり、日本の財政赤字が今後、さらに悪化する可能性があるとみて、日本国債の長期格付けを「AA」から「AA-」に引き下げた。民主党政権については、債務問題で一貫した戦略が欠けていると指摘し、社会保障制度や税制の見直しが行われても、政府の支払い能力が大幅に改善する可能性は低いとしている。菅首相は「今、本会議から出てきたばかりなので。ちょっと、そういうことに疎いので、あらためてにさせてください」と述べた。今回の引き下げで、日本国債の格付けは、金融不安がくすぶるスペインを下回り、中国などと並ぶ結果となった。これを受け、東京外国為替市場では、一時、円が売られ、ドルに対して1円前後、円安になる場面があった。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: January 27, 2011 Date Produced: View Count: 2