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北海道の富士 美瑛富士
美瑛富士 1888メートル■稜線美 控えめな存在感 上川支庁美瑛町の白金温泉の手前に「正面の山は美瑛富士」との看板があるが、気まぐれな雲に邪魔され続けた。何度か足を運んでその容姿をやっと拝むことができた。稜線(りょうせん)が左右に広がり、街道沿いの林に伸びていた。 ▲ ▲ 大雪山系小泉岳の山名のもとになった在野の植物学者・小泉秀雄によって、町名の美瑛(アイヌ語でピエイ)と富士を合体して命名されたと言われている美瑛富士。 標高1888メートル。地元にとっては慣れ親しんだ身近な火山だが、見た目の美しさとは裏腹に、登山愛好家にとっては「地味な山」。2千メートルを超す隣の美瑛岳や十勝岳、オプタテシ山に比べ、背が低く、「あまり目立たない存在」らしい。 国立大雪青少年交流の家の前から野鳥の森を経て林道入り口から登るルートのほか、望岳台からのルートもある。背の高いハイマツやササが密集する美瑛町側からまっすぐ山頂に至る登山道はなく、この山だけを目当てに登山する人も少ない。 大抵は表大雪から十勝岳連峰を縦走する際、すそ野を横切って進むことが多いという。「林道入り口から樹林地帯や岩がゴロゴロと転がる天然庭園を通り、約5.8キロほど登った地点にある避難小屋は縦走する際の安らぎの場だ」と、地元の美瑛山岳会理事長・内藤美佐雄さん(61)は話す。 ▲ ▲ 小屋から約2キロ。山頂の手前に「美瑛富士 標高1888メートル」の標識が立つ。山頂は上川と十勝の支庁界よりやや美瑛寄りだ。大きな口を開けた火口はない。付近には、コマクサやイワブクロなどの高山植物も豊富だ。 ところが、「最近は山頂を目指す人も増え、踏み跡もちらほら見られるようになった」と内藤さんはいう。避難小屋にはトイレがなく、登山客のマナーも問われている。内藤さんは「登山廃棄物」の問題に取り組み、清掃登山も続けている。「自然を残すためには、あまり足を踏み入れないでもらいたいのだが……」(松島日世士)
Video Length: 27
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 08, 2013
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