スピードスケートの日本代表がワールドカップに向けて出発した。大注目の新星・小平奈緒選手(23)は初々しい旅立ちとなった。日本スケート界に現れたニューヒロイン・小平選手が、笑顔でワールドカップに出発した。小平選手は「恥ずかしいです、何か...」と話した。小平選手は10月の全日本距離別選手権で、史上2人目の3冠を達成し、バンクーバーオリンピックの代表争いに名乗りを上げた。出場枠は、ワールドカップ5大会の成績で決まる。表彰台に上がれば、代表内定も見えてくる。小平選手は「自分のスケーティングの精度を上げていって、もう一回り成長して帰ってきたいと思っています」と話した。23歳の小平選手は、社会人1年目ということで、出発前には、記者らと名刺交換するなど、礼儀正しい一面も見せた。一方、男子の注目は加藤条治選手(24)。トリノオリンピックでは、世界記録保持者として出場するも6位だった。加藤選手はリベンジの舞台を目指す。加藤選手は「そんなに内定は欲しいわけではないんですけど、表彰台には絶対に立とうとしているので、必然的にそれで内定も取れるんじゃないかなと思ってます」と話した。