サッカーのイタリア・セリエA、インテルに所属する長友佑都選手(24)が、福島の避難所を訪問した。子どもたちの質問に、思わずほおを赤らめる場面もあった。長友選手が福島・郡山市にある避難所を訪問し、お菓子を配りながら子どもたちとがっちりと握手を交わした。そして質問コーナーでは、子どもから「好きな人はいますか?」と直球の質問が飛びだした。これに対し、長友選手が「正直にいかないとね、います!」と答えると、会場から歓声がわき起こった。長友選手といえば以前、女優の堀北真希さんを前にして、「試合よりも正直緊張します。やばいっす、今」、「きれいでかわいくて...、何言ってるんですかね、おれ」と話していた。長友選手は、夢のようなツーショットにデレデレだった。その長友選手もいまや強豪インテルの一員。東日本大震災が発生したあとは、いち早く海の向こうからエールを送った。また、5月に発売した自叙伝は、発売第1週でスポーツ選手としては初めて売り上げ、首位を獲得した。本の印税は、全額、被災者へ寄付するとしている。長友選手は「僕も世界一のサイドバックになれるように、あきらめないで頑張るから、みんなもあきらめないで一緒に頑張ろう」と話した。長友選手のリフティングにパス交換。子どもたちからも笑顔がこぼれ、避難所に歓声が響き渡った。