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フィギュアスケート全日本選手権を前に、安藤美姫選手に話を聞きました。
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フィギュアスケート全日本選手権を前に、安藤美姫選手に話を聞きました。
長くフィギュア界をけん引してきた元世界女王は、まだまだ成長の途中。24日に開幕する、フィギュアスケート全日本選手権に出場する安藤美姫選手(23)に話を聞きました。安藤選手が世界の舞台で戦うようになり、はや10年。その長さを見れば、もうベテランといえる。安藤選手は「ベテランじゃないですよ〜! まだ若いし。4年後(現役で)やってたら、ベテランって言われても、まあ、何かしっくりきますけど...」と話した。かつての天才少女・安藤選手も、もう23歳。確かに、ベテランと言われることに抵抗もあるかもしれないが、それでも、長らく日本フィギュア界の中心にいることは間違いない。まだ、スケートを始めてまもない小学生のころについて、安藤選手は「正直、フィギュアスケートに何の興味もなく。(8歳の時)同級生といろいろ習い事をしていて、その子が『スケート行こう』って誘ってくれたのが、本当にスケートに出会うきっかけ」と話した。安藤選手は、ジュニアからシニアへ上がり、順調に成長を遂げていった。そんな安藤選手に驚かされたのは、何と言っても、女子史上初の「4回転サルコー」を決めた全日本フィギュア。誰もが若き天才の出現に驚き、感動し、そして、日本フィギュア界の明るい未来を予感した。そして、訪れた「ミキティ」ブーム。その実力に愛らしさも相まって、人気が急上昇した。国体に出場した際には、あまりの観客の多さに、入場制限がされるほどだった。アイスショーでは、試合とは違う魅力を振りまき、皆、安藤選手のとりこになった。ところが、順風満帆なスケート人生のように見えた安藤選手でも、小さなつまずきはいくつもあった。けがやアクシデントの多さ、大事なところでは必ずといっていいほど、けががつきまとった。まさに、「悲運の女王」。今シーズンのグランプリシリーズでは、ショートプログラムで出遅れ、それをフリーで必ず逆転するという勝ち方を見せてきた。しかし、グランプリファイナルでは5位だった。安藤選手は「自分の中では、今季やってきた中でのベスト。いろいろと収穫のあった試合だったなと」と話した。そこには、こんな戦略があった。フリーの演技は4分間で、スタミナが尽きる終盤は演技も難しい。そのため、後半のジャンプは、得点が通常の1.1倍で計算される。そこで安藤選手は、あえて後半の2分間に5つのジャンプを組み込み、得点アップを図った。結果、この異例のプログラム構成が功...
Video Length: 0
Date Found: December 22, 2010
Date Produced:
View Count: 4
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