連日、世界を熱狂させている2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会。日本代表の決勝トーナメント進出へ向けた大一番、オランダ戦がいよいよ日本時間19日夜に行われます。サッカー解説者・永島昭浩キャスターが試合直前の様子を伝えます。日本代表は、18日の前日練習では、スタジアムでの練習が急きょ変更となり、別の会場で練習を行ったが、リラックスの中にも、いい緊張感が漂っていて、オランダ戦に向けて不安がないといった印象です。一方、同じ会場で練習を行ったオランダ代表は完全公開。お家芸であるサイド攻撃を繰り返し練習していましたが、やはりキーマンのスナイデル選手の動きが非常に目立っていました。オランダの心臓部は健在といったところです。(けがをしていたオランダの主力・ロッベン選手の出場はあるか?)ないと思います。練習を見るかぎり、ここ一番での瞬発力、そこで力を発揮することができなかったので、90分間のフル出場はないと思います。また、交代でも厳しいんじゃないかなというふうに、わたしは見ています。(最新の情報も含めて、日本の勝算はどうなるか?)勝ち点を奪うという戦い、それができるかどうかだと思います。つまり、カメルーン戦と同じ戦い、まずは前半で失点をしない、前半をゼロで乗り切るという戦いをすれば、後半にチャンスが生まれると思います。