2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会、日本代表は、日本時間の19日夜、第2戦のオランダ戦に臨む。日本代表は18日、試合が行われる南アフリカ・ダーバン入りし、公開練習を行った。快晴というベストコンディションの中、日本代表は、19日の試合と同じ時間帯に、最後の調整を行った。公開練習は、試合会場の芝のコンディションが悪いため、ダーバン郊外のスタジアムで行われ、選手たちは19日の試合に向けて、軽く汗をかいた。公開された冒頭の20分間では、パス練習などが行われ、その後、取材陣をシャットアウトしてから、ポジションの最終確認が行われた。岡田武史監督(53)は「簡単な試合にならないことも理解しています。それでも、われわれにも勝つチャンスが、可能性があると信じています。全員守備、全員攻撃で攻守にわたってアグレッシブにハードワークすると、これは、ずっと変わらないことですし、それを変えるつもりもないです」などと話した。MF・本田圭佑選手(24)は「あとがあるというふうに考えないで、この試合で決めるという強い気持ちを持って挑みたいと思っています」と話した。一方、オランダ代表は、日本代表の前に、およそ1時間半にわたり公開練習を行った。ファンペルシー選手やカイト選手に混じり、第1戦のデンマーク戦を欠場した主力フォワード、ロッベン選手も練習に加わったが、無理な練習は避けているようだった。オランダのファンマルワイク監督は「日本は大変攻撃的に出てくると思います」と話した。強豪・オランダ相手に、日本代表らしいプレーをどれだけできるか、決勝トーナメント進出に向け重要な試合になる。