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10日の東京株式市場　9日より73円93銭安い、1万0,211円95銭で取引終了 10日の東京株式市場は、9日より73円93銭安い、1万0,211円95銭で取引を終えた。10日の取引について、大和証券投資情報部の松下 真一郎氏の解説です。10日の東京株式市場で、平均株価は反落した。9日のアメリカ株式市場は、ニューヨークダウが小幅反落で引けた。週間の新規失業保険申請件数が、前週比で市場予想以上に減少したため、雇用情勢の回復期待が高まり、上昇する場面もあったが、業績見通しが市場予想の範囲内にとどまったことが嫌気された化学大手「デュポン」などが下落し、相場全体を押し下げる結果となった。東京株式市場で、平均株価は、株価指数先物・オプション12月物の精算にともなう現物株の売買が買い越しだったもようで、続伸して寄りついた。しかし、その後は、前日までの短期的な上昇ピッチの速さを警戒し、輸出関連株を中心に売りが広がった。業種別では、保険、その他金融、鉄鋼、小売、食料品などが上昇した反面、海運、ガラス、輸送、非鉄などの業種が値下がりした。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: December 10, 2010 Date Produced: View Count: 0