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第145回直木賞に池井戸 潤さんの「下町ロケット」　芥川賞は該当作なし 第145回芥川賞・直木賞の選考会が行われ、直木賞に池井戸 潤さん(48)の「下町ロケット」が選ばれた。芥川賞は該当作なしだった。池井戸さんは「素直にうれしいです。泣いて笑って、感動できる小説があるんだということを、少しでも多くの皆さんに知っていただきたい」と話した。直木賞を受賞した池井戸 潤さんは、銀行員などを経て、1998年に作家デビューし、企業などを舞台にした社会派小説を書いてきた。受賞作となった「下町ロケット」は、東京・大田区の町工場を舞台に、ロケット部品の特許技術をめぐる中小企業と大企業との駆け引きなどを描いたもので、「読み物として非常に面白く、読後感が爽快」などと評価された。一方の芥川賞については、どの作品も過半数の票を得ず、「該当作なし」となった。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: July 15, 2011 Date Produced: View Count: 0