ワールド･ビジョンでは、エイズにより親を亡くしたり、弱い立場にある子どもたちプロジェクトを通じて、カンボジア全土の5，000人以上の子どもたちに、経済・社会的な、また、心理的な支援を行っています。プロジェクトはコミュニティを基盤に行われ、エイズにより親を亡くしたり、弱い立場にある子どもたちが十分な教育、栄養のある食事、衣服を与えられるよう、家族や学校長、教室の先生たちを支援しています。また、ワールド･ビジョンでは、自主的なHIV検査を提供し、エイズ陽性が判明した親たちに収入向上活動、病院や保健所への交通費支援などを行い、親たちができるだけ長く子どもたちをともに生活することができるよう、支えています。 セラ君と弟は両親をHIV/エイズで失いました。最初に身を寄せた親戚の家では、ひどい扱いを受けましたが、今は、ワールド・ビジョンの支援により学校にも行けるようになりました。セラ君は言います「大人の皆さん、どうかエイズを家庭に持ち込まないでください。僕たちのようにエイズにより親を失った子どもたちをこれ以上増やさないでください。･･･