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〈フ・ダン・ギの温泉街〉会津・東山温泉 滞在型の取り込みを探る
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〈フ・ダン・ギの温泉街〉会津・東山温泉 滞在型の取り込みを探る
「会津の奥座敷」と長く呼ばれてきた会津若松市の東山温泉。昭和50年代は約120人の芸妓(げいぎ)に加え、100人以上の市内の主婦らが宴席を盛り上げたという。そんなにぎわいも、今は昔。通りには空き店舗や店をつぶして作った駐車場、宿には空室が目立つ。 ●空室、カフェなどに転用実験 その空き店舗と空室の有効利用を目指した「実験」が2月中旬から3月にかけてあった。企画したのは、東山温泉で二つの旅館を営業する「くつろぎ宿」の深田智之社長(45)。観光庁から補助金350万円を得て取り組んだ。 まず空き店舗対策。舞台になったのは、ストリップ劇場跡だった。150万円をかけて内装などを工事し、1階部分の約10坪を和風喫茶店「東山カフェ」にした。 店主は温泉街の老舗(しにせ)ようかん店「松本家」の経営者の次女、一条あずささん(20)が務めた。一条さんは将来も家業を続けるつもりだが、2年ほど前からようかん店の客足の鈍りを感じ、温泉街全体に危機感を持っていた。 営業は金、土曜の午後3〜5時。松本家の水ようかんとコーヒーのセットを500円で出した。計14日間営業し、売り上げは約2万円。水道や光熱費はまかなえたが、利益は出なかった。4月から続けるのはあきらめた。 客のうち観光客は約2割だったという。「にぎわいを作りたくても、観光客が少なくてはどうしようもない」。それでも、カフェを通じて街づくりに関心を持つ同年代の人と知り合えたのは心強かったという。「にぎわい作りが難しいと分かったのは良かった。東山温泉を盛り上げるため、いつか何かやりたい」 ●湯治コミュニティーモデルルーム 旅館の空室対策としては、くつろぎ宿が経営する「新滝」に、「湯治コミュニティーモデルルーム」を作って公開した。東山温泉を拠点に会津に長期滞在しながらも、宿での食事を省きたい宿泊客の利用を想定。不景気で使わなくなった空き部屋の一室に、約100万円をかけてキッチンを取り付けた。 取り組みの先に見据えるのは、地方との「2地域居住」に関心を持つ首都圏の人を東山温泉に引き込むこと。それと、豪雪地に住む高齢者の別荘的な利用によってオフシーズンの稼働率を上げることだ。今後、くつろぎ宿で観光や農業などとセットにした滞在プランを検討するという。 別の旅館の空き部屋を使って託児所も設けた。温泉の従業員らに利用してもらうつもりだったが、P...
Video Length: 59
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: October 04, 2006
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